現在、公式に発表された情報はないが、ユビキティの新製品「Unifi EAV Bridge」についての情報がコミュニティで増えている。ユニファイがオーディオ分野に参入したのに続き、今度はビデオ・オーバーIPにも取り組むようだ。
噂の第一報
これまでの報道によると、EAVブリッジは4系統のHDMI、4系統のUSB-C、4系統のオーディオ接続を備え、それぞれにUnifiでおなじみの小型ディスプレイが補足される。一見すると、このデバイスは4つのHDMIエンコーダーの集合体のように見え、Apple TV、PlayStation、コンピューター、その他のプレーヤーからの入力を受け入れ、ネットワークパケットに変換する。

もう一方では、デコーダーがこれらのパケットをHDMI信号に戻し、ディスプレイに出力する。この全体的な流れは、今日すでにプロフェッショナルな環境で使われている一般的なAVoIP(AV over IP)ソリューションを彷彿とさせる。
アプリケーションのシナリオ:スポーツバーからデジタルサイネージまで
考えられるアプリケーションの例としては、スポーツバーがある。複数のゲームをそれぞれ異なるストリーミングボックスで並行して流し、それぞれがエンコーダーに接続されている。ユニファイでお馴染みの中央管理インターフェイスを使ってコントロールする。
関連製品AV over IP用スイッチ
橋そのものに加えて、特別なネットワーク機器も設置される:
- EAV 24 PoE:特別にカスタマイズされたイーサネットスイッチは、必要なパケットを効率的にルーティングし、同時にエンコーダーとデコーダーに電力を供給する。
- EAVアグリゲーション:これらのスイッチを複数台接続し、より大規模な設置を可能にするソリューション。
まだ純粋な憶測にすぎない
現在までにユビキティからの公式発表はないため、これらはすべて推測の域を出ない。しかし、このコンセプトはユビキチ社のお馴染みの戦略にシームレスにフィットする:ネットワーク技術、オーディオ、そしておそらく近いうちにビデオも、一貫性のある管理しやすいシステムに統合する。
これが確認されれば、ユニファイEAVブリッジは、特にケータリングやホテル業界、あるいはデジタル・サイネージ・アプリケーションにとって、エキサイティングな製品になる可能性がある。